プロジェクト紹介

本プロジェクトは、JavaScriptに関する最新情報を提供するブログ「JSer.info」の膨大なデータを、Model Context Protocol (MCP) に準拠した形式で外部クライアント(主にLLMエージェント)に提供するサーバー実装です。これにより、LLMはJSer.infoの情報を活用して様々なタスクを実行できるようになります。

主要機能点

  • JSer.info アイテムをタイトル、説明、URL、タグで検索する機能 ('jser_search_items')
  • JSer.info 投稿をタイトル、説明、URL、タグで検索する機能 ('jser_search_posts')
  • 与えられたURLからプロダクト名を取得する機能 ('jser_product_name')
  • 特定の週番号に対応するJSer.info週情報を取得する機能 ('jser_week')
  • 指定された期間内のJSer.info週情報を取得する機能 ('jser_weeks_between')
  • 特定のアイテムを含むJSer.info週情報を取得する機能 ('jser_week_with_item_url')
  • 与えられたURLに対応するJSer.infoアイテムを取得する機能 ('jser_item_with_item_url')
  • 全てのJSer.info週情報のリストを取得する機能 ('jser_weeks')

インストールステップ

本プロジェクトはNode.jsで記述されており、npmまたはpnpmを使用してインストールおよび実行できます。

  1. Node.jsがインストールされていることを確認してください。
  2. 以下のコマンドでnpmパッケージとしてインストールします。
    # グローバルインストール (推奨)
    npm install -g @jser/mcp
    # またはプロジェクトにインストール
    npm install @jser/mcp

サーバー構成

MCPクライアント(例: VS Code拡張機能)からこのサーバーに接続するには、クライアントの設定でMCPサーバーの情報を構成する必要があります。構成は通常JSON形式で行われ、以下の情報を指定します。

{
  "name": "任意のサーバー名(例: jser-info-mcp)",
  "url": "サーバーが稼働しているURL(例: http://localhost:14561/mcp または https://mcp.jser.info/mcp)"
}
  • 'name': クライアント側でサーバーを識別するための任意の名前です。
  • 'url': MCPサーバーのエンドポイントURLです。ローカルで実行する場合、'npx @jser/mcp' コマンドはデフォルトでポート14561でサーバーを起動します。この場合、'url' は 'http://localhost:14561/mcp' となります。公開されているリモートサーバーを利用する場合は、提供されているURL ('https://mcp.jser.info/mcp') を使用します。

基本使用方法

サーバーが起動したら、MCPプロトコルをサポートするクライアントアプリケーション(例: 対応するVS Code拡張機能やその他のLLMツール)から上記サーバー構成情報を使って接続します。

接続が成功すると、クライアントはサーバーが提供するツールを利用してJSer.infoのデータにアクセスできるようになります。クライアントのインターフェース(コマンドパレット、UI要素など)を通じて、例えば以下のような操作が可能になります。

  • アイテム検索: 開発関連の特定のトピック(例: "React Testing")に関するJSer.infoのアイテムを検索します。
  • 投稿検索: 特定のキーワード(例: "TypeScript 5.4")が含まれるJSer.infoの週次レポート記事を検索します。
  • 週情報取得: 特定の日付範囲(例: "2024-01-01"から"2024-12-31")に該当するJSer.infoの週次レポート情報を取得します。

これらの操作は、クライアントがMCPプロトコルを使用してサーバーのツール機能を呼び出すことで実現されます。

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