プロジェクト概要
このプロジェクトは、LLM (大規模言語モデル) を利用して、ノベルゲームエンジン「exia」で表示可能な「琴葉姉妹解説」形式のシナリオを生成するMCPサーバーです。ユーザーがお題を提示すると、LLMが対話形式の解説シナリオを作成し、exiaを使って視覚的に楽しむことができます。
主要機能点
- シナリオ生成: 指定されたお題に基づき、OpenAI APIを利用して「琴葉茜」と「琴葉葵」の対話形式による解説シナリオを生成します。
- exia連携: 生成したシナリオを「exia」が読み込める形式に変換し、exiaのローカル環境をセットアップしてシナリオを表示します。
- オールインワン実行: シナリオ生成、exiaへの保存、exiaの起動までを一連の流れで自動実行する機能を提供します。
インストール手順
- リポジトリをクローンまたはダウンロードします。
git clone https://github.com/kokushin/exia-mcp.git cd exia-mcp - 必要なパッケージをインストールします。
npm install - TypeScriptコードをコンパイルします。
npm run build
サーバー配置(MCPクライアント向け設定)
このMCPサーバーをMCP対応LLMクライアントに登録するには、クライアントの設定ファイル(通常はJSON形式)に以下の情報を追加します。
{ "mcpServers": { "サーバー名": { "command": "サーバー起動コマンド", "args": ["引数1", "引数2", ...] } } }
- 'サーバー名': LLMクライアント内で表示されるこのサーバーの名前です(例: 'exia-scenario-generator')。
- 'command': サーバー実行可能ファイルを起動するためのコマンドです。通常は'npx'やNode.jsの実行パスを指定します。
- 'args': サーバー起動時に渡す引数です。
- '-y': npxの実行オプションです。
- '/path/to/exia-mcp': クローンまたはダウンロードした'exia-mcp'プロジェクトのルートディレクトリへの絶対パスに置き換えてください。
- '--openai-api-key=YOUR_API_KEY': OpenAIのAPIキーを指定します。'YOUR_API_KEY'を実際のAPIキーに置き換えてください。
- '--stdio': 標準入出力(Stdio)を使用してMCPクライアントと通信するための引数です。
設定例(Claude Desktopの場合):
Claude Desktopの設定画面で、'mcpServers'内に以下のような設定を追加します。
{ "exia-scenario-generator": { "command": "npx", "args": [ "-y", "/あなたの環境の絶対パス/exia-mcp", "--openai-api-key=あなたのOpenAI_APIキー", "--stdio" ] } }
※ 上記の'/あなたの環境の絶対パス/exia-mcp'と'あなたのOpenAI_APIキー'は、ご自身の環境に合わせて置き換える必要があります。
基本使用方法
MCPクライアントにサーバーを登録し、起動コマンドを設定した後、クライアントのチャット画面から以下のように入力します。
例: 'exia で量子コンピュータについて解説して'
これにより、MCPクライアントがこのサーバーの対応ツール('exiaVoiceroidExplain')を呼び出し、指定されたお題(「量子コンピュータ」)に関するシナリオが生成され、exiaが起動してブラウザでシナリオがプレイ可能になります。
初回実行時には、exia本体のダウンロードとセットアップが行われるため、時間がかかる場合があります。
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AI与计算